不妊治療と体外受精

不妊治療は、普通は4〜6回、人工授精を行ってもダメだったら、それ以上の高い妊娠の確率は期待できないと言われています。この場合は総合的に考えて、体外受精に踏み切ったほうがいいのか、人工授精を続けていった方がいいのかを考える必要があります。 従来の不妊治療で人工授精から、体外受精にステップアップする場合は、更に詳しく検査をする事になります。妊娠のしやすは、27歳から28歳がピークとされていて、40歳をすぎると妊娠力が急激に低下します。5回ほど人工授精を行っても妊娠しない場合は、現在の取り組みでは、卵子を外に取り出し、受精してから子宮に戻す体外受精が一般的になってきています。リスクは高くなりますが、周りの協力を得ながら、取り組む事で妊娠が可能になります。

不妊治療に来られる、患者さんは子宮筋腫などの病気が原因で起こる場合が多く有ります。子供がほしい思いで、筋腫を取る手術をされる方も少なくありません。しかしそれが原因で妊娠しにくくなり、不妊治療を続けている方も少なくありません。 不妊治療を受けている夫婦は、年々増えています。その数は全国で46万人と推定されています。不妊の原因には晩婚化があります。晩婚化が進めば更に不妊の人が増える可能性があります。不妊治療には様々な方法があります。人工授精は排卵のタイミングに、男性の精子をカテーテルで直接、子宮内に入れる方法と卵子を取り出し、受精してから子宮に戻す体外受精があります。不妊治療にかかる費用は、人工授精で1〜3万円程度かかるのに対して、体外受精では20〜80万円程度かかります。保険の適用外で医療機関によっては費用が異なる場合もあります。国は体外受精に限り、助成金が年に2回、15万円ずつ支給されます。不妊治療費や助成事業を行っている、指定医療機関を受診する事でこれらのサービスを受ける事が出来ます。